No.017-KFM-400
この部屋から入居者の若返りを目指す!
- プロジェクトネーム
- No.017-KFM-400
老朽化した分譲マンションの改修アイデアを具現化し、他のマンションにもフィードバック出来るものを選別していく「アラフィフマンションプロジェクト」の第3段は「トーコーキッチン」で有名な「淵野辺駅」近くにある1972年築のまもなく50年を迎えるマンション。
今回のテーマは学生が多いエリアで「友だちを呼びたくなるような部屋。」をつくること。
間取りはファミリー向け3DKから2LDKに変更。
老朽化した外装とリノベーションした内装のギャップをなるべく解消できるよう、床材はあえてシンプルなものをチョイス。
和室も一部屋残すことでネオクラシックな雰囲気を演出。
キッチンは既存のものにペンキを塗るだけでイメージチェンジを行い、風呂やトイレはあえて交換せずその分のコストを「洗濯機置場の配置変更」に分配。
目先のあたらしさよりも使いやすさを向上させることで「すべてを新しく変えるリフォーム」とは差別化を図る。
全体のデザインはモクチン企画、キッチンカウンターはフォトグラファーのKOBOさんにお願いし、遊びにきた友だちが「こんなマンションに住みたい!!」と思えるような空間をつくることで、将来このマンションの入居者全体の若返りを目指す。