No.015-NDK-302
一つ一つの空間にゆとりをもたせ開放感を演出
- プロジェクトネーム
- No.015-NDK-302
前回取り組んだ「アラフィフマンションプロジェクト」の第2弾。
今回は昭和54年[1979年]に建築された分譲マンションを自社で購入し、老朽化したマンションにフィードバック出来る改修案を選別し、前回とは異なるアイデアで改修工事を行った。
「ライティングレール」や「チーム銀色」「きっかけ長押」などRC造に転用できるモクチンレシピを活用し、窓の多さや眺望通風の良さをさらに協調するよう、間仕切りを撤去し「2LDK→1LDK」へ間取変更。
玄関も倍に広げることで一つ一つの空間にゆとりをもたせ開放感を演出。
壁+床は既存の建具やサッシと相性の良い「ヘリンボーン柄床」+「漆喰調の壁材」を用いることで、新築では手に入らないレトロな風合いを実現。
玄関と居室の一部には下地用の金属フレームを設置、マグネットやS字フックを使った自由な空間演出が可能となった。水回りは既存のものをそのまま流用、かつてあった押入れのフスマも外すことで押入れを居室の一部と見立ててコストも軽減。
また今回「トダ_ピースなクリエイター」とのコラボが実現し、新たにキッチンカウンターをプロデュースしてもらい、これまでとはテイストの異なる空間となった。