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「はねとくも」久松知子個展「300円絵画」開催

久松 知子

東北芸術工科大学大学院修士課程日本画領域修了。2019年同大学院博士課程中退。 2015年 第7回絹谷幸二賞 奨励賞 2015年 第18回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞 「ARKO2018久松知子」2018、個展、岡山、大原美術館 「山形藝術界隈展一一」2019、グループ展、宮城、GALVANIZE gallery 「山形ビエンナーレ2018」2018、グループ展、山形、東北芸術工科大学 「NIHON画~新たな地平を求めて」2016、グループ展、愛知、豊橋市美術博物館 「東北画は可能か?-地方之国構想博物館-」2015、グループ展、東京、東京都美術館

まちに暮らす人たちの魅力がつながって、まちに波及し、まちの価値になっていくアトリエ付き賃貸物件「はねとくも」の1Fコモンスペースにて画家・久松知子の個展「300円絵画」が、11月7日(土)、8日(日)の2日間にわたって開催されました。

「生活の中にあるアートってなんだろう?」をテーマに、老若男女全ての人が絵画(アート)を所有する社会が可能か?を問う意欲的な作品たちが多数展示されました。会場には小学生からご高齢の方まで、数多くのお客様にご来場頂き、盛況のうちに幕を閉じました。

【300円絵画】をお買い上げ頂いたお向かいの飲食店のご主人は、早速店内に作品を飾って頂き、お店でそれを見たお客様が小走りで「絵を眺めながら晩酌するんだ。」と絵画をご購入頂いたり、

かつて絵画の道を志していたご婦人が、育児に追われる毎日を過ごす中たくさんの【300円絵画】を前に、表情をほころばせながら作品をご購入頂いたり、

お近くでアートに携わるお仕事とされている方から「戸田にこんな場所があるなんて知らなかった。」と「はねとくも」と【300円絵画】の取り組みを見つけて頂いたり、

不慣れな土地にもかかわらず【300円絵画】を見学するために遠方からはるばる「はねとくも」までお越し頂いたり、

こちらが思ってもみないような多くの方々にお越し頂き、本物のアートが生活に差し響く光景を垣間見ることが出来ました。

 

https://tomokohisamatsujp.wordpress.com/