プロジェクトネーム

No.019-Pace-301

昭和63年(1988年)築の鉄骨造アパート。
「戸田公園駅徒歩15分」という立地や「築30年」を超える築年数で、決して有利とは言えない条件の中であえて「2LDK」の間取りを「1LDK」に変更。
部屋数が減ることでポータルサイトの閲覧数が減少する事は覚悟の上で、他とは「比べられない部屋」を作るため「設備の増強」ではなく「間取りの変更(※解体費用)」にコストを割り振る。
１フロアー1世帯の窓の多い特徴的な建物なので、仕切られていたリビングと和室を一体化し、4方向にある窓をすべてＬＤＫに集中させた。
また建築当時のガラス建具を残すことで、新しい建物や駅に近い建物とは競合しない個性も演出。
コストのかかる「お風呂」「キッチン」はそのまま、開放的な空間に複数のモクチンレシピを組み合わせ、近隣の集合住宅とは比較されない唯一無二の仕上がりとなる。